特徴:
現役テニスプレーヤーとして活動しています。
医師、リハビリの視点でトレーニングやセルフケアをわかりやすくお伝えします。
経歴:
1989 神奈川県横浜市生まれ
2007 浅野高校卒業
2013 日本大学医学部卒業
2015 立川相互病院初期臨床研修修了
2016 東京大学リハビリテーション科
ジェクサーフィットネスクラブパーソナルトレーナー
2017 株式会社ニトリ産業医・テニスユニバースメディカルアドバイザー
取得資格:
医師免許
日本医師会認定スポーツドクター
日本医師会認定産業医
NSCA-CSCS(トレーナー資格)
テニス戦績:
日本ランキング138位(2018/10)
関東医科歯科個人戦2連覇(2011,2012)
トレーニング
テニス
YouTubeでお笑いを見るのが好き
好きな芸人
2700
サンドウィッチマン
さらば青春の光
なぜベストを尽くさない
中学から硬式テニスを始め、高校でファーイーストJr.テニスアカデミーに入り、全国トップクラスのジュニアと一緒に練習させてもらいました。
中高6年間真剣にテニスに取り組む中で自分や友人の怪我を経験し、スポーツによる怪我を予防したいという想いでスポーツドクターを目指しました。
実際に医師になると、想いとは裏腹に医師としてスポーツに深く関わり、選手の勝利をサポートできる環境はありませんでした。
また、病院で目の当たりにした光景に驚愕しました。
どんな種類の病気であっても、
結果的に体が動かないという事が
本人や家族のQOL・人生の幸福度を著しく低下させている。
運動によって予防できるはずの生活習慣病のために莫大な介護医療費がかかり、さらに医師の生活をも脅かしている。
もっと運動をさせなければいけない。
このような想いから、
初期研修中にもかかわらず
トレーナー資格NSCA-CSCSを取得しました。
これがのちにジェクサーフィットネスクラブでのパーソナルトレーナーとしての経験に繋がります。
まちにまった整形外科研修では、高齢者の転倒による骨折の手術が毎日のようにありました。
転倒を予防するには、スピードや筋力を鍛えておくしかない。だから高齢者にトレーニングをさせなければいけない。僕は手術室でなにをしているんだと悩みました。
整形外科の外来
やっと勉強してきた事が使える。
「先生湿布ちょうだい。」
「じゃあ注射ですかね。」
「安静にしてください。」
「様子を見てよくならなければまた来てください。」
痛みの原因は、動きにあるのだから、様子を見たって良くなるわけ無い。
湿布を貼っても動きは変わらない。そう思いながら診療を見学していました。
自分一人で腰痛の診察をするチャンスが巡ってきました。
話を聞いて、運動療法をさせて・・・
1人40分かかる。
患者さんは高齢で、運動療法が覚えられない。
「とりあえずドクターストレッチに行って、あとここにフィットネスクラブがあるからそこに入会してパーソナルトレーニングを。」
「先生そんなお金ありませんよ。」
整形外科の外来では、根本的な解決が出来ない事を痛感しました。
初期研修後は、リハビリテーション科に進みました。
スポーツドクターというと、整形外科で専門的な手術をするドクターが連想されます。
しかし、テニスで自分が経験した様々な怪我は決して手術が必要な怪我ではなく、むしろ日々のケアやスイング・体の動き方を変える事が、改善につながる方法でした。
ですから、体の動きを変えられる人にならなければいけないと思いました。
整形外科疾患を、手術になる前に予防したい。
全ての人に適切な運動療法を提供したい。
という想いがありました。
リハビリテーション科での医師の仕事は、保険点数をとるために書類を作成する事が多く、なかなか実際のリハビリテーションの現場を見て手技や考え方を学んでいくことができませんでした。
初期研修~リハビリ科研修の3年間
リハビリやトレーニングの勉強会に色々と参加しました。
入谷式足底板
竹井先生のセミナー
PNF
PRI
蒲田先生のリアライン
トレーナーの魚住先生
ブレインストレッチ
などなど。
病院の外には資格を持たなくても、素晴らしい技術を持ち勉強を続けている人がこんなにいるんだ。
世の中にはこんなに治療技術の種類があって、それぞれ突き詰めるとこんなに凄いのか。
それに比べて自分は、書類とばかり向き合っていて、肩書きばかり大きくなるのに何もできるようになっていない。
焦りや不安に満ちた日々でした。
自分は医者になるべきではなかったとさえ思いました。
そんな中、大きなきっかけがあり病院をやめる事になりました。
お世話になった先生にとてもご迷惑をおかけしました。
保険診療なんて関係なく、
予防医学やスポーツ医学のために
人の動きを変えることのできる
トレーナーになろう。
と思い病院を辞めました。
病院を辞めてからしばらく健康診断のアルバイトをしました。
学校検診では、整形外科検診がスタートしていました。
やはり時代は予防医学の時代なんだな。
野球で肩が痛い人
バドミントンで膝が痛い人
様々な選手がいました。
本当は早く回さなければいけない仕事ですが、検診中に素振りをさせてアドバイスをしたり・・・隣の先生に怒られましたが笑
このような検診が、勉強している治療家さん達によって行われたら、スポーツによる怪我は予防されるだろうと思いました。
予防医学の職場として、産業医がありました。初めての会社勤めです。
まずはじめに、一日8時間オフィスにいる事がこんなに身体に悪影響だとは。
こんな長く座ってたらさすがに股関節も膝関節も屈曲位置で固まってしまいますよ。
そして、鬱病の面談
運動習慣は、ない。
長時間残業、糖尿病、脂肪肝
運動習慣は、ない。
面談を継続する
運動できるようになってきた
変わった。
やっぱり。
運動の重要性を何度も伝え、様々なスポーツにもトライしてもらいました。
「先生 命を救っていると思います」
という保健師さんからの有り難いお言葉。
ようやく自分が予防医学を実践できているという感覚が出てきました。
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テニスユニバースでは、主にクラブユニバース西国分寺というフィットネスクラブに勤務しています。そこでは会員さんや、会員外の方から医療相談を受けています。
どのようなタイミングで・どのような事を先生に伝えて、病院を利用していけばいいのか。
病院外でできるリハビリにはどんなことがあるのか。
整骨院や鍼灸院をどのように利用していけばいいのか。
自分がイメージする
【整形外科的集学的治療】
を目指して、調整役をしながら
自分のできる手技や運動指導を行います。
患者さんから「先生に相談して良かった」という嬉しいメールを頂けるようになりました。
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自分は医師になるべきではなかった。
予防医学やスポーツ医学がやりたかったのに、病院にはその現場がなかった。
なぜ神様は自分を医師にさせてくれたのか。
そんなことをいつも考えていました。
その答えの一つが、セミナーです。
治療家の先生がたは、
優れた先生であればあるほど
もっと病院の医師が
病院外にある治療法を学ぶこと
を望んでいます。
ですから、私がセミナーに参加すると皆さん喜んで教えてくれます。
私がセミナーをお願いすると、皆さん喜んで準備に取り組んでくださいます。
私を介して、医師も勉強会に参加してくれます。
セミナーを行う事で、自分自身も学びを継続出来ます。
そういう想いでMSCを設立しました。
皆様がもっている知識や経験を世の中に広めていって
予防医学やスポーツ医学に貢献できるように。
2018年10月8日
スポーツドクター岩井勇策
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